- 「このままの人生を送りたくない」
- 「変わりたい!」
- 「パッとしない生活から抜け出したい」
- 「変わるように色々試し見たけど続かない。」
- 「変わりたいと思っていてもなかなか変えられない。」
- 「何度も変えようとしたけど、やっぱり元の自分に戻ってしまう。」
など、実際に「変わりたい」と思って行動してもなかなか変えられないことがあります。
コンフォートゾーン(慣れ親しんだ環境)から外に出ようとすると、
- 「そこは危険だよ!」
- 「危ないよ!」
- 「いつもと同じが安全!」
と脳が現状維持が「安全」だと分かっているので、実際に動こうとしても(変化しようとしても)、元に戻そうとします。
これがなかなか「変われない」原因です。
この記事では、この脳の正常な機能(現状維持)から、なりたい自分・理想な自分になるためのイメージングと習慣化について説明していきます。
脳の機能とは
脳は、変化を嫌います。それは、変化=不安/恐怖など「分からない」からです。
私たちの脳は、生命維持の力が働いているため「現状維持」を好みます。
例えば、「変わりたい!ダイエットする!」と決めたとします。
でも脳にとっては変化を嫌うため、
- 「変わらなくてもいいよ」
- 「変わってもどうなるの?」
- 「今のままで何が不満なの?」
- 「好きなものを食べない生活は幸せじゃないよ」
- 「我慢してまたストレスが溜まるよ」
- 「またダイエット始めたの?どうせ続かないよ!とか言われて傷づくよ」
など頭の中は、変化させないように働きかけてきます。
また、脳は、良いことや悪いことなどの判断はしません。
脳にとって「ダイエットは良い・悪い」などの「正解不正解」「良い悪い」などの判断はないのであなたが思ったことを、脳はそのまま受け取るだけです。
そしてその思いを受け取り、現状維持を続けます。それが生命維持の力だからです。
生命維持=現状維持
例えば、体の中で何か異常が発生した場合、脳は指令を出しそこを集中的に治すよう働きかけます。そこがいつもと違う、変化して危険なので、「元に戻そう」、「治そう」とします。
私たちが怪我をして、足を擦りむいてしまったとしてそのまま放置していても、体はその傷を治そうと一生懸命働きます。脳が勝手に処理してくれているので、私たちは何も気付きません。
これは脳が指令を出し、擦りむいてしまったところ=変化=生命の危険=元に戻そうとする治癒能力が働くからです。
脳は変化を嫌い、元に戻そうとする力が働いていることがわかると思います。
思考言葉行動の順で変えていく
思考が変われば言葉が変わり、言葉が変われば行動も変わります。ですが、思考はなかなか変えられません。
ダメと思っていたものをいきなり良い!と思うことが難しいように、なかなか変えられません。
じゃあ思考が変えられないなら、何も変われないじゃん。と思うかもしれませんが、大丈夫です。思考は変えられます。
思考を変えられなければ、その逆をやれば良いのです。
まず行動することです。
行動が変われば言葉が変わり、言葉が変われば最後に思考が変わります。
じゃあ、「ただ行動すれば良いのか」というと、それでもなかなか変えられません。
脳の現状維持があるから、いきなり変えようとすると元に戻る力も同時に働くので、行動する前にも必要なステップがあり、そのステップを踏むと簡単に行動しやすくなります。
行動する前に必要なステップ
行動する前に必要なステップがありますが、それは「継続力」です。
継続力=習慣化ということは、すぐには変えられないということです。
時間はかかりますが、リバンドせずに(元に戻らずに)着実に変わっていきます。
リバンドせずに変えていく方法は2つあります。
- イメージを膨らませる。思い描く
- 継続していく=習慣化させていく
下記で解説していきます。
イメージを膨らませる。
実際に紙、手帳、ipad、パソコンなどに細かく書いていきます。文章書いて、そこに写真やイラストなどがあれば尚良いと思います。
言葉よりもイメージを記憶する脳にとっては、とても効率が良いです。
人生を変えたい。まずは何を変えたいですか?
変えたいことリスト化します。
変えたいことを一つずつ書いていき、今からできることも少しずつ書いていきます。
例えば、「ダイエットしたい」、「瞑想する時間を作りたい」、「読書タイムを増やしたい」など変えたいリストを細かく書いていきます。
など目標を「数字」や「目に見える」ように明確にしていきます。
継続する力=習慣化
継続すると、それが習慣化されていきます。
習慣化すると、脳の元に戻そうとする力を受けずに、なりたい自分に近づくことができます。
習慣化するには、スモールステップがオススメです。
スモールステップとは、
脳は変化を嫌い、元に戻そうと働くので「少しずつ変えていく(行動していく)」ので、少しずつなら「変化・危険の信号」を出さずに進めることができます。
例えば
まずは変えたいことリストから一つ選び、それが継続(約3週間)して習慣化できていたら、次の変えたいことを選び、それもスモールステップで継続的に行動していく。
継続すると習慣化していき、約2ヶ月で2つ変えるための「行動」をしていますよね。
少しずつやることでそれほど大きな変化にならないため、脳の元に戻そうとする力を受けずに、変化しながら進めることができます。継続することで習慣化されます。
そうすると行動が変わるので言葉も変わり、思考も変えていくことができ、なりたい自分や理想の自分に近づいていきますよね。
記事のまとめ
脳は、現状維持を好み変化を嫌います。それは、人間の正常な機能だということです。
今の現状から脱出して変わりたい方には、行動をすることです。行動する前の必要なステップとして、
- なりたい自分をイメージ
- スモールステップで行動
①変えたいことをまず見えるように紙に書き、「変えていきたいこと」をリスト化する。可視化して、なりたい自分を想像しやすいように写真やイラストを貼る◎
②本当に変えたいなら継続力=習慣化が必要なので、スモールステップで少しずつ行動していくと◎
この2つを意識して行うと、「なりたい自分」、「理想の自分」に着実に近づいていきます。
コメント